輝きつづける明日へ 常陸太田市議会議員 平山晶邦(ひらやま まさくに)

令和7年9月定例議会 一般質問

  1. 予防医療の面から予防接種事業について

一般質問内容

◯10番(平山晶邦議員) 平山晶邦です。通告に従い一般質問を行います。

 人生100年時代と言われる中で、これからの社会で求められるのは、全ての人がいつまでも健康で充実した豊かな毎日を過ごせることだと思います。

 高齢者の割合が21%を超えている状態を超高齢化社会と言うそうでありますが、本市においては、65歳以上の高齢者の割合は43.25%、19歳から64歳までの生産年齢人口の割合は45.59%ですから、本市は超々高齢化社会になっている地域であるという認識が必要でありましょう。

 このような超高齢化を迎えている地域で重要なことは、高齢者が生涯現役でいられる、生涯現役社会を目指すことではないでしょうか。

 そこで大切になってくることが予防医療であると思います。

 私は、常陸太田市は予防医療の事業を先進的にとってきている地域だと思います。フレイル予防対策や各種ワクチンの助成対応、特定健診、各種がん検診、後期高齢者の人間ドック等を行っています。よく高齢者の割合が増えるほど医療費が増大していくと言われますが、医療費の縮減に努め、生涯現役で暮らせる地域づくりをすることは、市行政の大きな役割です。

 予防医療対策は多岐に渡ります。運動・食生活・社会環境や予防医学の面からの病気発症を事前に防ぐ、予防接種が重要だと言われています。

 そこで今回は、コロナウイルスやインフルエンザや他のウイルス性疾患が人々の健康を脅かしている状況を踏まえて、多岐にわたる予防医療の中でも、予防医学の面からの予防接種事業について質問をいたします。

 新型コロナの流行により、予防の重要性が再認識され、ウイルス性疾患に対して早期に対策を講じることが個人の健康を守る上で非常に重要です。

 私事ですが、実は私は8月の初めに、コロナにかかり、1週間ほど安静にして回復はしたものの、3週間もたってもせき込むことがあり、まだ薬を飲む生活をしています。コロナは2023年5月に季節性インフルエンザと同じ5類感染症になったわけですが、私自身がコロナになって初めてコロナを軽く見ていた自分に反省をしております。

 自分でコロナの病気を調べますと、コロナの患者数や死亡者数は、インフルエンザの比ではないくらい多い。夏や冬に関係なくかかり、後遺症も出る可能性が多くあるということの基本的な知識を理解をいたしました。今でも茨城は全国で4番目に患者数が多い県です。

 コロナワクチンばかりでなく、ワクチン接種がなぜ必要なのか、なぜワクチンを打つのかという基本的な情報や、市民に対してワクチン接種をすることによるメリットを説明することの大切さと、ワクチン接種を推進することは、本市行政にとって重要ではないかという思いを持ちました。

 そこで、超々高齢化社会にある本市においては、予防医療の面から予防接種事業について3点お伺いをいたします。

 1点目は、小児に関連する定期接種を除いたワクチンの助成率と接種率をお伺いをいたします。

 2点目は、予防接種事業について、市民への啓蒙と周知についてお伺いをいたします。

 3点目は、予防接種事業の今後の取組についてのご所見をお伺いをいたします。

 以上で1回目の質問といたします。

執行部からの答弁

◯菊池勝美副議長 答弁を求めます。保健福祉部長。

◯西野保保健福祉部長 予防接種事業についての3点のご質問にお答えをいたします。

 初めに、現在ワクチン助成をしておりますワクチンの接種率についてのご質問につきまして、ご発言のありました、小児を除く高齢者対象の定期予防接種の種類、助成率、接種率の令和6年度の実績をお答えをいたします。

 令和6年度における高齢者対象の定期予防接種は、肺炎球菌ワクチン、インフルエンザワクチン、新型コロナウイルスワクチンの3種類でございます。まず肺炎球菌ワクチンにつきましては、助成率3割、接種率20.3%。次にインフルエンザワクチンにつきましては、助成率5割、接種率58.2%。新型コロナウイルスワクチンにつきましては、助成率7割、接種率25.7%でございました。

 中でも新型コロナウイルスワクチンにつきましては、令和5年度の高齢者対象の7回目の接種率、55%からほぼ半減をしている状況にあります。

 これは、昨年度、予防接種法上の特例臨時接種から定期接種に移行したことで、国からの積極的な接種勧奨がなくなり、接種者の自己負担も発生したこと、また、感染法上ではインフルエンザと同様の5類疾病に移行したことにより、市民の当該感染症に関する予防意識の低下なども影響しているものと考えております。

 また、本年4月から高齢者定期予防接種に追加されました帯状疱疹ワクチンでございますが、対象者に対しては、ワクチンの予防効果等の有用性などを説明した案内を個別に発送しており、対象者4,500人のうち、7月末現在で566人の方が接種し、接種率は12.6%となっております。さきの6月市議会定例会で議決をいただき、接種費用の無償化を実施したことにより、今後さらに多くの方々に接種いただけるものと見込んでいるところでございます。

 2点目の、予防接種事業についての市民への啓蒙と周知についてでございますが、まず、対象となられた方々へは個別に接種の案内を送付し、ワクチン接種の必要性や市の費用助成について周知を図りながら、接種を勧奨しているところであります。

 また、市の広報紙やホームページ等の広報媒体を活用し、常時啓発に努めておりますとともに、インフルエンザなどの季節性感染症につきましては、流行する前に特集記事を掲載するなど、適時に、必要な情報の提供に努めております。さらに、地域に出向いての健康教室の場などでの周知・啓発を行っておりますほか、市医師会との連携により、周知チラシの配布や接種勧奨をしていただくなど、様々な媒体や機会を活用し、市民への啓蒙及び周知に努めているところであります。

 3点目の、予防接種事業の今後の取組についてでございますが、予防医療におきましては、予防接種事業は、一次予防に分類され、感染症に対する免疫をつけ、その免疫を強化し、発症や重症化を予防するだけでなく、個人が免疫をつけることにより、社会全体での流行を防ぐことが期待されているところであります。また、より多くの方が接種を受けることで、感染者を減らし、重症化を予防することができれば、医療機関の負担減少、さらには医療費の削減にもつながることとなります。

 本市におきましては、本年3月に、全ての市民が元気に暮らせるよう、健康寿命の延伸を目指すことを目標とした常陸太田市第3次健康増進計画を策定し、計画内において、定期予防接種の勧奨の強化を図ることで、発症予防・重症化予防の取組の実践を目指すこととしているところであります。

 そのため、今後におきましては、感染症法上の5類疾病移行による市民の感染症予防への意識の低下を招かぬよう、感染症の持つ特性や、感染後の後遺症等をそれぞれ比較して周知するなど、予防医療における予防接種の重要性等につきまして、常時、または適時に、様々な広報媒体、あらゆる機会を活用し、分かりやすい周知に努め、市民の健康づくり・健康寿命の延伸のため、さらなる工夫を施しながら、接種率の向上を図り、予防医療の推進に努めてまいります。

まとめ

◯菊池勝美副議長 平山議員。

◯10番(平山晶邦議員) ご答弁をいただき、ありがとうございました。

 3点の質問に対しては理解をいたしました。

 やはり私がかかったコロナに関しては、半分以下になっているという現状、常陸太田市がなっているという現状に対して、私自身も危機感を持ちました。

 その一方、今回の帯状疱疹ワクチンが、ご答弁にありましたが、国の施策にプラスして、市が助成措置を行い無償化したことは、市長が掲げる高齢者が生き生きと働ける地域をつくるという、そのことに対して一歩前進する事業ではないかというふうに思っています。

 ワクチン接種を進めることで、市民みんなが健康で豊かな生活を送られるよう、そして、医療費の削減にもつながるわけですから、予防医療確立のため、今後も、この接種の向上に努力していただくことをお願いを申し上げ、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。

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