輝きつづける明日へ 常陸太田市議会議員 平山晶邦(ひらやま まさくに)

令和7年6月定例議会 一般質問

  1. 中学生への修学旅行の無償化、小中学校の給食費無償化について
  2. 帯状疱疹ワクチンの無償化について
  3. 災害時一時避難場所の確保策について
  4. 東部地区への魅力ある商業施設の誘致策について

一般質問内容

◯10番(平山晶邦議員) 平山晶邦です。通告に従い、一般質問を行います。

 藤田市長におかれましては、今回の市長選挙に当たり当選の栄誉に輝きましたこと、心よりお祝いを申し上げます。

 常陸太田市民4万4,000人のリーダーとして、奮闘し、市民のご期待に応える行政執行をされ、各種事業の推進に邁進されますこと、心からお願いを申し上げます。

 それでは、私の一般質問を行います。

 今回の質問は、市長が選挙公報の中で示された公約の実現性について、お伺いしたいのであります。

 私は、選挙における選挙管理委員会が発行する選挙公報は、市民の投票行動にとって、大きな意味を持ち、選挙公報の中で、経歴などの詐称が分かれば、たとえ当選したとしても、当選が無効になるなど、神聖な選挙にとって重要な資料であります。

 市長は今回、選挙公報の中で、市民に約束と実行という形で、子育て家庭への支援策、各種検診及びワクチン接種費用の助成、災害に強いまちづくり、東部地区への魅力ある商業施設誘致の4つの大きな項目を挙げて、公約として提示をして選挙戦に臨まれました。

 私は、公約は、選挙のときだけポピュリズムで市民受けのよい公約を並べて、選挙に勝ってしまえば、それを実行しなくてもよいということではないと思っております。

 特に市のリーダーである行政の執行権を有する市長選挙などで、公に市民に約束する公約というものは重要であり、責任を伴うものであると考えております。

 そこで、今回の市長選挙で掲げた、特に前段で申し上げた4つの事業の政策実行を、市長は今後どのように取り組んでいかれるのかをお伺いしたいわけであります。

 そこで1点目として、子育て家庭への支援策である中学生への修学旅行の無償化についてと、小中学校の給食費無償化について、伺います。

 2点目として、各種検診及びワクチン接種費用の一環として、高齢者に対する帯状疱疹ワクチンの無償化について伺います。

 3点目として、災害に強いまちづくり策として、民間事業者との協定を締結して、災害時一時避難場所の確保策について伺います。

 4点目として、東部地区への魅力ある商業施設の誘致策として、今度整備します、官民連携複合施設への有名な書店やカフェを誘致するということを公約で述べておられますので、その点についてもお伺いをいたします。

 市長の所信表明でも述べられている項目もございますが、もう一歩踏み込んだご答弁をお願いし、私の1回目の質問といたします。

執行部からの答弁

◯高星勝幸議長 答弁を求めます。市長。

◯藤田謙二市長 選挙公約に掲げた項目の今後の取組についてのご質問にお答えをいたします。

 一昨日の所信表明でも申し上げましたが、私は常陸太田市で生まれ、地元で働き、地元で育ち、そして若い頃からまちづくりやコミュニティ活動に取り組んでまいりました。その後、活動の場を変え、4期15年にわたり市議会議員として、本市のために働いてまいりました。

 この間、市民の皆様から市政に対する様々な意見や要望を伺い、郷土への深い愛情と、元気で活力あふれるまちづくりを強く願っていることを実感し、将来の常陸太田市を見据え、市民の皆様とともに、一つひとつの課題を解決し、持続可能な常陸太田市をどのようにつくり上げていくのかが、市政に求められている一番の課題ではないかと考えました。

 そして、市長選挙に臨むに当たり、市議会議員として市政に携わってきた経験と、最近の社会情勢を踏まえ、自分がまず、市民の皆様とともに取り組みたいことについて、本市の財政状況等を十分に考慮した上で、議員ご発言のとおり、公約は市民への重要な約束として認識しておりますことから、実現可能である政策を公約に掲げたものでございます。

 公約1つ目の中学生の修学旅行、小中学生の給食の無償化につきましては、事業の一環でもある修学旅行については、保護者の方々から、旅行費用が上がっているとの声を数多く聞き、費用負担の心配なく、義務教育最後の中学時代の大切な思い出をつくってもらいたいとの思いから、修学旅行の果たす教育的な意義と成果を再検討しながら、事業化に取り組むべきと考えたところでございます。

 また、給食の無償化については、現在、本市では約60%の支援としておりますが、今まで以上に経済的負担を軽減し、子育てしやすい環境を整える必要があると考えたものでございます。

 来年度の予算編成までに、修学旅行費用助成の制度設計や給食費無償化の国の動向を注視しながら、早期実現に向けて進めてまいります。

 2つ目の帯状疱疹ワクチン定期接種費用の無償化につきましては、帯状疱疹が成人の約3人に1人が罹患すると言われており、帯状に痛みを伴う発疹ができる疾患で、年齢とともに免疫力が低下することで、罹患リスクが高まるとされています。

 帯状疱疹に罹患すると激しい痛みを伴うだけでなく、後遺症の神経痛などに悩まされる人も多く、そのため、国においては予防接種法を改正し、本年4月より高齢者を対象に、帯状疱疹ワクチンの定期接種を開始したものです。

 所信表明でも申し上げましたが、私は自治体の根幹的使命は、市民一人ひとりの命と健康を守り、誰もが安心・安全に暮らせる環境を整えることであると考えております。

 本年4月から、国が7割としている自己負担を本市では5割として接種を開始しておりますが、これを無償化することとし、既に接種された方に対しましては、負担した費用をお戻しする必要があることから、速やかに取り組むべき事業と位置づけました。また、このたび、国の地方創生臨時交付金が交付され、その財源として活用できることとなりましたことから、今期定例会に補正予算案を上程いたしました。議決いただきました際には、その後速やかに、今年度からの無償化を進め、多くの方に接種いただき、罹患リスクの低減に努めてまいりますとともに、さらには、医療費負担の軽減につなげてまいります。

 3つ目の災害時一時避難場所の確保につきましては、令和元年の東日本台風において、本市が甚大な被害を受けたことは皆さんご承知のとおりかと思います。河川が多い本市においては、特に久慈川周辺への対応が喫緊の課題であり、これまでも避難場所の確保について検討してまいりました。

 このたび、常陸大宮市及び宮の郷工業団地連絡協議会との3者において、各事業所が提供できる事務所の一部や駐車場などを活用させていただく内容の協定を今夏中にも締結する運びとなったところであります。

 災害への対策、対応につきましては、今後とも市民の皆様の安心・安全の確保のため、全力で取り組んでまいります。

 4つ目の官民連携複合施設への有名書店、カフェの誘致につきましては、市議会議員在職中に中高生から様々な意見をいただいた中で、書店やカフェなどが市内に欲しいとの強い要望があり、私自身も必要であると強く実感しておりました。

 本年2月には大和リース株式会社と来年度のオープンを目指して、有名書店やカフェなどをテナントとして誘致する内容を盛り込んだ事業契約が締結されたところでございます。

 また、現在、大和リース株式会社とテナントとの間で、賃貸借契約の締結に向けた準備を進めているところでございまして、有名書店やカフェを確実に誘致できるものと考えております。

 市長就任後におきまして、私は、できるものはすぐ取り組むこととし、関係各課、関係機関との調整を進め、着実なる公約実現に向け、調整を進めているところでございます。

 引き続き、持続可能なまちづくりのため、様々な事業に全力で取り組んでまいる所存でございます。

まとめ

◯高星勝幸議長 10番平山晶邦議員。

◯10番(平山晶邦議員) ご答弁をいただきまして、ありがとうございます。

 2回目の質問をいたします。

 今のご答弁で、公約に向けて着実に進捗しているご答弁をいただき、安心をいたしました。

 1点目の子育て家庭への支援策については、要望を申し上げておきたいと思います。

 国も様々な施策を実施して、子育て世帯への支援をしております。先ほども同僚議員の質問にあったように、少子化は本市の喫緊の課題だと私も強く認識をしているところであります。そこで、本市も子育てしやすい環境づくりをすることは、未来への投資だと思います。

 中学生の修学旅行の無償化は、コロナ禍以前は約6万円ぐらいの旅行代金が、現在は約10万円くらいに値上がりしている状況にあるということを聞いております。子育て世帯にとっては、大きな負担になっているようです。子育て世帯への支援策であります中学校の修学旅行の無償化と、給食費無償化に向けての検討を速やかに行っていただき、公約の実現に向けて取り組んでいただきますよう、改めて要望を申し上げておきます。

 以上で私の一般質問を終わります。

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