輝きつづける明日へ 常陸太田市議会議員 平山晶邦(ひらやま まさくに)

令和6年12月定例議会 一般質問

  1. 市道0139号線、事業の進捗状況について
  2. 供用開始時期はいつになるのか

一般質問内容

◯9番(平山晶邦議員) 平山晶邦です。通告に従い一般質問を行います。

 先日行われた記念花火大会は、市民から大好評だったようです。これもひとえに、実行委員会の皆様をはじめとして、関係町会の皆様が大変な準備とご苦労とご協力をいただいたたまものと存じます。関係者の皆様に心より感謝とお礼を申し上げます。ありがとうございました。

 さて、日本の問題として、人口減少、少子・高齢化、大都市と地方との地域間格差や経済格差、そして医療体制や教育格差など、様々な課題問題がある中で、全国の市町村、自治体は競うように様々な施策を行い、少しでもそれらの問題に対応して、自分たちが住む地域を守ろうとしています。

 私たちが住む常陸太田市も、2020年策定の常陸太田市人口ビジョンでは4万8,000人の人口が2060年には、1万8,000人になってしまうという国の予想に対して、様々な施策を実施して、3万3,000人を維持しようとする目標を掲げています。

 2023年の最新の国立社会保障・人口問題研究所の予測では、2060年の本市の人口が、1万8,000人から1万9,000人に上方修正された予想になりましたが、厳しい状況であることには変わりがありません。

 常陸太田市も、先ほど申し上げました多くの課題、問題を抱えながら行政運営を一生懸命行っているわけですが、なかなか様々な問題解決を市民の皆様と共有できていないことは私も承知をしております。しかし、地域振興や人口減少問題などへの対応といっても、一朝一夕にはできるものではありません。

 私は市議会議員として、常陸太田市の行政に関わっていますから、その責任の重さも十分理解しているつもりです。ですから、このような議会の場を通じて、市長はじめ執行部の皆様と議論や提案を行いながら、常陸太田市行政に関わっています。

 私は、約20年市議会議員として活動をさせていただいておりますが、今ほど常陸太田市が変わってきていると実感できることはありません。市長を先頭に、執行部の皆様の何年もかけて試みてきた施策が今花開きつつあり、少しずつですが、常陸太田市の地域が変わってきていることを市民の皆様も実感されていると思います。

 私は未来に対して希望を持てる地域になってきているという思いを持っております。私自身、5年前には常陸太田市に日立市、高萩市、那珂市、常陸大宮市から買物に来ていただける地域になるとは想像できませんでした。

 当時、常陸太田市外に住む知人から、常陸太田市には葬式に行くくらいだと言われたことがあります。

 今、常陸太田市は国道349号線バイパス沿いのまちが整備されて、全国規模の優良店が入ったまちができたことによって商業圏が広がり、多くの近隣市町村の皆様が買物に来る、日によっては道路では渋滞が起きる市になりました。

 新たな太田警察署もでき、その南側には2.2ヘクタールの土地に、埼玉県ふじみ野市から従業員も伴って工場を移転する会社ができます。

 市のにぎわいづくり創出につなげるために、中心拠点に書店カフェを核にした地元事業者も参画できる官民連携施設整備を令和8年6月開業に向けて本格化させます。その他にも、あの土地に進出して来たいという話があります。まだまだ良い意味で東部地域のまちは変わります。

 そして、総合体育館アリーナの建設は、市民の皆様にスポーツを見る、体験するスポーツ振興の拠点として、生涯学習の拠点として、健康づくりの拠点として整備を進め、新たな常陸太田市の核となる施設として、市民の活動拠点になるでしょう。そして、災害時には災害避難施設として整備を進めていくのです。常陸太田市が変化を遂げているから、住宅メーカーも常陸太田市への住宅販売に積極的なのです。

 また、他市町村に先駆けて、常陸太田市の事業に対して国も県も多くの予算を常陸太田市に付けてくれています。常陸太田市が変わっていくチャンスを絶対に逃してはいけないと考えます。

 以上のことを前段申し上げて、一般質問に入ります。

 常陸太田市から日立市へつながる市道0139号線、延長約5.5キロの整備促進状況についてお伺いをいたします。

 先日、私たち議員は市道0139号線の建設現場を見させていただきました。県の常陸太田工事事務所所長様をはじめとして説明を受け、橋梁の下部工事ができている様子を拝見して、私は改めてこの道路の重要性を確認できました。

 私は、市道0139号線ができることは、市民の命をつなげる道路を作ることだということを今までにもこの議会の場で申し上げてまいりました。

 行政の第1義の使命は市民の生命、財産を守ることであります。言い換えれば、市民の命と暮らしを守ることであります。

 市民の皆様もご存じのように、常陸太田市は救急医療体制が脆弱な地域です。令和5年の救急搬送件数2,239件のうち、市内は614件、市外には1,625件で、市外に救急搬送している率は実に72.6%でした。そのうち、この道路整備に関係する常陸太田市と日立市を見ますと常陸太田市27.4%、日立市へは25.1%なのです。特に心疾患や脳疾患、交通事故の被害者など、重篤な患者や急を要する患者ほど日立市の病院に搬送されています。特に日製日立総合病院への搬送件数は多いです。

 ですから、日立と本市を結ぶ市道0139号線の整備は、常陸太田市民の命がかかっている道路整備なのです。

 私に市内新宿町の方から、このようなことを聞かれました。真弓トンネルを作って日立市へ抜ける道路整備に反対する方がいると聞きますが、道路はできるのですかという質問でした。私は議員として作ることに賛成ですし、作らなければならない道路だと思っていますと答えて、地域医療面、地域振興の面から説明をいたしました。

 すると、その方から、私も平山さんの意見に賛成です。私は36歳の息子をくも膜下出血で亡くしています。そのとき、救急搬送途中でドクターカーのお世話にもなりましたが、間に合いませんでした。救急には1分2分の時間が生死を分けますから、平山さんの命をつなぐ道路の意味が十分分かりますと言われました。そして、私も年です。しかし、欲がありますから、長生きしたいです。早く作ってくださいと、整備促進を要望されました。

 また、地域振興の面では、本市と日立市5.5キロを橋梁とトンネルで結ぶことによって、日立市への市民のアクセスは市民がびっくりするほどよくなると思います。市内の高柿町に住んでいる私よりも日立市多賀地区に住んでいる方のほうが本市の東部地区の新たなショッピング地域へのアクセスが早くなるでしょう。当然、常陸太田市全体の地域振興につながるはずです。

 このように考えると、私は、市道0139号線の整備を早く進めることは、市民の命と暮らしを守り、常陸太田市を新たなステージに引き上げる道路になると確信しています。

 また、時代がインフレや人件費を上げていく時代、そして働き方改革の時代になっています。整備事業費も、昨今の人手不足や建設資材の高騰を受けて、当初予定より多くかかるという説明を私たち議員は受けましたが、市民に対しても、現在の範囲での説明責任が必要であると考えます。

 そこでお伺いをいたします。

 1点目は、市道0139号線整備について、市民への説明状況や事業費の状況も含めた事業の進捗状況についてお伺いをいたします。

 2点目は、供用開始時期はいつになるのかをお伺いをいたします。

 以上で私の1回目の質問といたします。

執行部からの答弁

◯高星勝幸議長 答弁を求めます。建設部長。

◯高橋学建設部長 市道0139号線早期実現に関する2点のご質問にお答えいたします。

 1点目の現在までの市道0139号線整備事業の進捗状況といたしまして、工事の進捗状況、市民への説明状況及び全体事業費の状況についてご説明させていただきます。

 まず、工事の進捗状況でございますが、四季の丘はたそめ地区から真弓町地内のトンネル入口までの約2,950メーターのうち、工事に着手しております区間は、約1,340メーターとなり、その割合は約45%となっております。

 現在の整備状況といたしましては、5つの橋梁のうち、3つの橋梁の工事に着手しており、このうち2つの橋梁では下部抗が完成し、今年度、1つの橋梁において上部抗に着手する予定でございます。

 また、道路整備につきましては、整備中が約1,150メートルで、このうち舗装を除き工事が完了している区間が約330メートルとなっております。

 次に、本事業に関する市民への説明状況でございますが、事業開始時の平成29年度から、11回の説明会等を開催しており、その内訳といたしましては、計画道路沿道の町会を対象とした地元説明会が7回、市民全体を対象とした説明会が2回、四季の丘はたそめ地区を対象とした説明会が1回、共有地権利者の一部の方と県を交えての話合いを1回という状況でございます。

 次に、当市整備区間の全体事業費についてでございますが、昨今の資材費の上昇や人件費の上昇などの影響を踏まえ、県とともに精査したところ、当初想定していました全体事業費125億円から、264億円と大きく増額する見込みとなりましたことから、国や県の補助金、合併特例債や新たな起債事業など、財源確保に努め、その状況等につきましても議会や市民に説明してまいりたいと考えております。

 2点目の供用開始予定時期についてのご質問でございます。

 市道0139号線は、議員ご発言のとおり、高齢化が進む本市におきまして、本路線の整備により、日立市への救急医療機関へのアクセスが向上し、救急搬送の面で大きな時間短縮効果となる本市市民の救命率向上が期待されるほか、他市町村へ通勤通学する市民の約3割、約3,900人が通う日立市や、東部土地区画整理事業地へのスムーズなアクセスなど、利便性が向上するなど大変重要な道路と捉えてございます。

 このため、昨年度、建設課内に職員4名から成る、市道0139号線整備推進室を新たに設け、事業の推進強化を図っているところでございます。

 引き続き、県や日立市と連携し、情報共有を図りながら、合併特例債の延長期限となる令和11年度の完成を目指し、力強く推進してまいりたいと考えております。

まとめ

◯高星勝幸議長 平山議員。

◯9番(平山晶邦議員) ご答弁をいただき、ありがとうございます。改めて要望を申し上げておきます。

 昔、ある政治家の方が、人の命は地球よりも重いという言葉を言われました。私もそのように思っているものであります。

 事業費が本当に多くなるということは、これは考えなくてはなりませんが、しかし、命がかかっている道路の整備は、私は絶対に必要だと改めて思っております。

 この道路整備にご理解がいただけない方々に、丁寧に説明することは当然でありますが、何度も何度も申し上げているように、市民の命と暮らしを守り、市民の利便性を高め、地域発展の一助となるこの道路整備は、人口減少を少しでも止めるためにも、私は必要な道路だと思っております。

 行政に関わる者は市民全体の奉仕者でなければなりません。市民の地域全体のことを考え、強力に、そして早急に整備促進に邁進されることを強く要望をして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。

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