◯9番(平山晶邦議員) 平山晶邦です。通告に従い、一般質問を行います。
今、世界の気候環境の変化により、日本も気象状況が変わってまいりました。今回、日本を襲った台風10号も、過去の台風の在り方と違う状況を生み出しているように思います。これからも地球の温暖化はなかなか厳しい状況が続くのではないでしょうか。今年も5月から30度を超す日があり、日本の気候変化に伴って、私たち生活環境も大きく変わってきています。このような気候の中に私たちが生活していることを前提として、一般質問を行います。
市内小中学校における熱中症対策について質問をいたします。
前段で申し上げましたように、気候変動により人体の体温を超えるような気温の中で生活する。そのような状況では、市内小中学校の先生方は大変なご苦労をされて生徒の安全を確保していることと存じます。
また、通学時に小学生などが水筒を持って通学している状況もあり、低学年の子どもたちはランドセルと水筒を持って通学しているのを見ていますと、大変だなと思ってしまいます。
そこで、以下3点について伺います。
1点目は、市内の小中学校における熱中症対策の現状をお伺いをいたします。
2点目は、家から持ってくる水などは冷たくしてあるのを飲んでしまってから、生徒たちはどのような対応をしているのかなということが気になっています。そこで、学校に備え付けてある冷水機の設置の現状についてお伺いをいたします。
3点目は、現在でも学校現場においては生徒たちの安全を最優先とした熱中症対策を進めていると思いますが、今後、より進んだ熱中症対策をどのようにお考えになっているのかをお伺いをいたします。
以上で1回目の質問といたします。
◯藤田謙二議長 答弁を求めます。教育部長。
◯綿引久雄教育部長 小中学校における熱中症対策についてのご質問にお答えいたします。
1点目の熱中症対策の現状でございますが、各学校では、熱中症にならないための未然防止策として、主に軽装指導、給水指導、暑さ指数、いわゆるWBGTに応じた教育活動の実施に取り組んでおります。軽装指導の例といたしましては、中学校における制服によらない半袖、ハーフパンツでの登下校許可。給水指導につきましては、授業中の給水タイムの取り入れ。暑さ指数に応じた教育活動につきましては、暑さ指数が31以上になった場合、原則、運動は中止とし、中休みや昼休みも校庭での遊びを中止にするなどの対策を取っております。また、これ以外にも、運動会や体育祭の開催時期を9月から5月に変更しているほか、夏休み中の部活動の活動時間についても、比較的涼しい朝の時間帯に変更したり、活動時間を短縮するなどしています。
なお、環境整備といたしましては、各普通教室にエアコンを完備しております。
続いて、2点目の学校に備付け冷水機設置の状況についてでございますが、まず、保護者による寄附等により冷水機を設置している学校数は、13校中、中学校3校、小中学校1校となっております。
次に、設置している場所につきましては、手洗い場付近の廊下や昇降口、体育館でございます。冷水機の日常的な活用状況につきましては、自宅から持参した水筒の中身がなくなったときの補給や体育の授業及び部活動等で汗をかいた後の給水として利用しております。
3点目の、今後のより進んだ熱中症対策につきましては、まず、冷房設備が未設置の音楽室、理科室などの特別教室や体育館への整備を進めてまいります。冷水機を含めた熱中症対策として有効な設備の設置については、今後、検討を進めてまいります。
また、熱中症予防に係る教職員の意識と知識の向上や熱中症が発生した場合の応急処置についての研修、運動会や部活動に限らず、様々な学校行事につきましても、開催時期や内容の見直しなどを図り、引き続き、小中学校における熱中症対策に取り組んでまいります。
◯藤田謙二議長 平山議員。
◯9番(平山晶邦議員) ご答弁をいただきありがとうございます。
2回目の質問をいたします。
1点目の熱中症の現状については、様々な工夫を凝らしながら子どもたちに向き合っている状況を理解をいたしました。
2点目の冷水機の設置状況については、3点目のご答弁の中に、今後の熱中症対策の中で冷水器の設置について検討していくという前向きなご答弁をいただきました。
そこで、学校なんかに取り付ける冷水機というのは、1台の価格というのはどれくらいなのか、知っている範囲で結構ですからお答えいただきたいと思うんですが。
◯藤田謙二議長 答弁を求めます。教育部長。
◯綿引久雄教育部長 ただいまの質問にお答えいたします。
冷水機の設置価格につきましては、製品や性能によっても幅はありますが、感染症対策を考慮した製品の場合、本体価格が30万円から40万円、加えまして、給排水の設備工事費用が必要になるものと認識しております。
◯藤田謙二議長 平山議員。
◯9番(平山晶邦議員) 分かりました。ありがとうございます。
3点目の今後の熱中症対策の在り方は、研修等も実施するということでございますので、よろしくお願いをいたします。
改めて要望を申し上げておきます。エアコンの未設置の教室への設置や冷水機の設置は、子どもたちの健康や安全を守る意味からも大切であり、また、学校は、時として市民の災害避難所にもなりますので、学校環境の整備は市行政としても重要な使命があると思っております。限られた財政の中でありましょうが、ぜひ進めていただきますよう強くお願いを申し上げ、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。
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